『PEACE WINE PROJECT』とは
イタリアの中の小国でありながら、世界最古の共和国であるサンマリノ共和国。
その歴史の長さもさることながら、301年の建国以来、
1721年間一度も戦争をしたことのない平和の国として、大変注目されています。
戦火を浴びていない清らかな土壌で育ったブドウで作られたワインは、
その豊かな味わいの中に、確かに平和のDNAを持っています。
『PEACE WINE PROJECT』は、
『NPO法人PEACE DAY』とサンマリノワインのコラボにより
2020年にスタートいたしました。
サンマリノワインの長きに渡り守られ、育んできた『平和の遺伝子』と、
芸術(アート)という、人間の祈りや希望を凝縮させた表現をボトルに込め、
それを通じて、世界中が平和への歩みを進め、
乾杯の笑顔を交わせるようにという想いのもとに作られた、
まさに『平和のワイン』を推進していくPROJECTチームです。
『PEACE WINE PROJECT』は、
このワインをソーシャル・プロダクトとして成長させると共に、
利益の一部が次世代につながる活動の支援となることを考えています。
その理念により、『PEACE WINE』の売上の一部を、
『NPO法人PEACE DAY』『国連NGO 一般社団法人国連平和に鐘を守る会』および、
ワインのラベルを作成した若きアーティスト達にチャリティいたします。
PEACE WINE PROJECT 2023
2023年、江戸の鎮守・神田明神に祀られて2023年で150年を迎えた『少彦名命』(スクナ
ヒコナノミコト)を記念して、五穀豊穣と平和の想いを込めて作られたワイン、『VINI DI HIKO Biancale』『VINI DI HIKO Sangiovese』と、それらのミニボトルが新たに『PEACE WINE』に加わりました。
これらのワインは、小説家としても活躍されている、THE ALFEEの高見澤俊彦さんの2023年4月に発売された新作『特撮家族』が、神田明神を舞台にしたもので、少彦名命が重要な役割で登場するということから、高見澤さん自らがラベルのために、少彦名命のイラストを描いてくださったものです。
そして、2022年のシリアのワインに続き2023年は、断続的に内戦が続き『中東の火薬庫』と呼ばれるレバノンのワインメーカー『メルセルワイン』をご紹介します。激戦の続くシリアの難民と一緒に、国も宗教も超えて作り上げた『ダー・リヒ・ハナン』『レプナット・ペットナット・ピンクロゼ2021』『レプナット・ペットナット・ゴールド2021』の3本が『PEACE WINE』に加わりました。
レバノンもシリアも、古くからワイン作りの歴史があり、その素晴らしい味は守り続けられています。新型コロナウイルスによる世界的パンデミック、ロシアのウクライナ侵攻という、けしてあってはならないことが立て続けに起きている今だからこそ、平和への想いをどこよりも強く胸に抱き、戦火に耐えながら独自のワインを作り続ける国のワインもまた『PEACE WINE』だと考えます。
以上の7本が加わり、2020年にスタートした『PEACE WINE』は現在21本。
これまでのラインナップをご紹介いたします。
PEACE WINE PROJECT 2020
『PEACE WINE』のラベルは、世界中のアートとコラボして作っていきます。
スタートは若きアーティストたちのコラボレーションとして、 AGホールディングズの協力により、日本全国の美大生やその卒業生たちに「私にとっての平和とは?」をテーマに広く作品を公募し、約50作品の応募から、画像による一次審査、現物による二次審査を経て選ばれました。
それらの作品を、ワインのテイストやボトルのイメージに合わせてデザイナーがラベルに仕上げました。
これらのワインは2020年9月21日の『PEACE DAY』(国連が定めた国際平和の日)に向けて発売され、現在も『平和のワイン』として皆様に愛されています。
PEACE WINE PROJECT 2021
2021年は、イタリアの画家ロッサーノ・フェラーリの作品をラベルにして、サンマリノワインの高見沢俊彦シリーズとして発売された『NOTE DIVINO ROSSO』と『NOTE DIVINO BIANCO』が加わりました。ロッサーノ・フェラーリ氏はかねてより『PEACE WINE』に興味を抱かれており、芸術、アートにこそ人の真実があり、平和の象徴であるとメッセージしています。高見沢さんをイメージしたギターのモチーフの絵は、PEACE DAYのTシャツにもデザインされ、話題になりました。
PEACE WINE PROJECT 2022
2022年は、スペイン在住のアーティスト、ユーゴ・ヨシカワが、サンマリノ共和国の様々な風景を元に描いたシンボリックな作品をラベルにデザインした、『PEACE DNA Rosso』『PEACE DNA Spumante brut』『PEACE DNA Rose Spumante brut』『PEACE DNA biancoミニボトル』『PEACE DNA rossoミニボトル』の5本が登場。“PEACE WINE”の平和の遺伝子の力を、“P”と“W”の頭文字に込めました。
また、高見沢俊彦シリーズの原点として人気も高く、かねてよりその売上の一部が一般財団法人PEACE DAYと国連NGO一般社団法人国連平和の鐘を守る会にチャリティされていた、『CAVALIERE BIANCO 白騎士』『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』『CAVALIERE SPUMANTE Tre Extra Dry』の3本も、正式に『PEACE WINE』に仲間入りいたしました。
『CAVALIERE BIANCO 白騎士』『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』のラベルは、2021年にPEACE WINEの仲間入りをした『NOTE DIVINO ROSSO』『NOTE DIVINO BIANCO』のラベルを描いた画家ロッサーノ・フェラーリが、サンマリノ共和国から騎士の勲章を授与されたことをイメージして描いた、宇宙に羽ばたくペガサスの絵がラベルになっています。
PEACE WINEは、味わい深いワインとアートの奏でる平和のシンフォニーが、世界中に響き渡ることが強くイメージできるものばかりです。
原産国:レバノン共和国
Cabernet Sauvignon・Malbec・Sangiovese
中東レバノンは世界で最も古いワイン生産地の一つ。その歴史を引き継ぎ、レバノン人の、心と家を開いて周りの人を歓迎する「もてなしの心」と文化を反映させたワイン造りをしているワインメーカー、『メルセルワイン』の赤ワインです。シリア難民としてレバノンに逃れて来たアブダラ・リヒは、『メルセルワイン』の現在のオーナーでワイン造りの責任者でもある、エディ・シャミと出会い、全くの未経験だったワイン造りを学び、技術を習得。カベルネ・ソーヴィニヨンとマルベック、サンジョヴェーゼをブレンドし、独特の香りを持つ、この赤ワインが完成しました。
750ml ¥6,270 (税込)