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平和の国のワインとアートがコラボしたPEACE WINE PROJECTがスタートします。

Updated: Jul 25


9月21日は国連が定めた『PEACE DAY』(国際平和デー)です。

この日だけは世界中が武器を置き、平和について考えようと、2001年の9月に国連で決議されました。

サンマリノ共和国は、イタリアの中にある世界で5番目に小さい国ですが、世界最古の共和国であり、301年の建国以来一度も戦争をしたことのない“平和の国”と呼ばれています。

そして、サンマリノワインは戦火を浴びていない清らかな土壌で育ったブドウから造られる『平和のワイン』。その豊かな味わいの中に、確かに平和のDNAを持っています。

SAMMARINESEでは、サンマリノワインの美味しさは間違いなく平和のDNAによるものだと信じて、かねてよりブランディングのテーマを『PEACE WINE』としてまいりましたが、いよいよ今年の9月21日『PEACE DAY』に向けて、

『PEACE WINE PROJECT 2020』をスタートさせることとなりました。

『PEACE WINE PROJECT』は、サンマリノワインの長きに渡り守られ、育くまれてきた『平和の遺伝子』と、芸術(アート)という、人間の祈りや希望を凝縮させた表現をボトルに込め、それを通じて、世界中が平和への歩みを進め、乾杯の笑顔を交わせるようにという想いのもとに作られました。

まさに、『平和のワイン』を世界に向けて発進していくPROJECTチームです。


サンマリノワインのラインナップの中から特に自信をもってオススメできるワインを選び、ワインの顔とも言うべきラベルを、世界中のアート作品とコラボして作っていきます。

スタートとなる今年は、THE ALFEEの高見沢俊彦さんオリジナルの赤ワイン『紅騎士』のラベルを描いたイタリアの画家ロッサーノ・フェラーリの作品と、AGホールディングズのご協力により、日本全国の美大生や、美大の卒業生から作品を募集し、審査の結果選ばれた5作品をラベルにいたしました。

出来上がったボトルは、力強い存在感があり、ブドウの力を充分に引き出したワインと共鳴した素晴らしい『PEACE WINE』が誕生いたしました。


作品第1号はロッサーノ・フェラーリ


サンマリノ共和国に近いイタリアの街、モデナに住む画家、ロッサーノ・フェラーリは、サンマリノのホテルのロビーで作品を描いたり、我々が主催する『サンマリノ・ニッポンまつり』にも参加するなど、かねてよりサンマリノワインとの繋がりの深いアーティストです。

平和をテーマにした作品も多く手掛けており、彼の代表的な作品には、地球上のすべての人とのつながり、宇宙とのつながりを意味する、顔や目、唇がたくさん描かれています。今回も、『PEACE WINE』を作りたいという話をすると、ラベルは僕が描くよ!と真っ先に手を上げてくれました。そして時間をかけて描き上げてくれた作品がこちらです。



タイトルは『Peace Reflection』、テーマは『調和とバランス』。

そして、こんなメッセージを送ってくれました。

『調和とバランス』


調和とバランスは、私達の中の相反するものを克服した上に存在する。

夜空に上り、海にその顔を映す月の中にある自然の調和

海、空の地球上におけるバランス

月は私たちの身体

海に映し出されたその姿は、私たちの魂

海、空、地球、そして自然と生命の奇跡

美しさは世界に喜びを与え、

調和とバランスは地球を救い、

平和は私たちの魂を救うだろう


自分の肉体と魂、海、空、地球などの自然、その全てが調和とバランスで成り立っていて、その調和とバランスこそが、平和に向かうキーワードだ、と語っています。


この作品は、赤ワインと白ワインの2本の『PEACE WINE』のラベルになりました。

また、9月21日を世界平和の日とすることに尽力したイギリスの平和活動家、ジェレミー・ギリーが創始者となる『PEACE ONE DAY』の活動に共感し、国連が提唱する世界平和とSDG’sなどの考え方に賛同して、様々な活動を行っている『PEACE DAY JAPAN』(一般財団法人PEACE DAY)が今年の9月21日に、オンラインで開催する『PEACE DAY 2020』で、スタッフが着るTシャツにも、この絵が使われています。


『Peace Reflection』ROSSO ¥18,000(税別)ご購入はこちら▶▶

『Peace Reflection』BIANCO ¥12,000(税別)ご購入はこちら▶▶


若い世代の想いをラベルに


日本の若きアーティストたちの作品は、AGホールディングズを通じて、7月末より募集が始まりました。1次審査の締切が8月14日。今回は、時間があまりなく、募集期間が短かったにも関わらず、およそ50作品の応募がありました。

今回の審査員は、『PEACE WINE PROJECT 2020』に関わる関係各社の代表や、『一般財団法人PEACE DAY』の井上高志代表理事、『一般社団法人国連平和の鐘を守る会』の高瀬聖子代表、ADホールディングズの柴山哲治社長、ラベルデザインをお願いしているグラフィックデザイナー、そしてサンマリノ共和国にブドウ畑を持ち、昨年オリジナルのサンマリノワインが発売された、THE ALFEEの高見沢俊彦さんも積極的に審査にご協力くださいました。


8月14日の一次審査は画像による審査です。送られてきた作品の画像を見て審査し、投票により10作品が選ばれました。10作品に絞るのに、みなさんかなり苦労された様子。

選ばれた10作品の現物は、数日のうちに麻布十番のLab.SAMMARINESEに送られてきました。そして8月19日に審査員がラボに集まり、実際にその現物を見ての二次審査が行われました。

当日、お仕事などの都合でいらっしゃれなかった審査員の方々も、画像を見るなどして、最後まで熱心に審査にご参加くださいました。

『PEACE DAY JYAPAN』の井上代表理事は、この『PEACE WINE PROJECT 2020』に特にご賛同くださった方のひとり。

「このPEACE WINEは毎年違うアート作品でラベルを作って、9月21日のPEACE DAYのイベントでは、このワインでみんな乾杯する。いいですね! 是非続けましょう。数年後には、限定年度のワインの展示会や、原画展を開催しましょう。素敵ですね〜」

と、いろいろな企画を考えておられるようです。今回も様々な形でご協力いただきました。会議でお忙しい中だったので、夜になってしまいましたが、最終審査にもしっかり加わってくださいました。

「作品という視点だけで見れば、どれも素晴らしい作品だと思いますが、僕は、ワインのエチケット(ラベル)になるということを意識して作品を選びました。やはりワインのラベルはインパクトが大切だからね」

と、たくさんのヒット曲を作ってきたアーティストらしいご意見をくださったのは、THE ALFEEの高見沢俊彦さんでした。無観客ライブのリハーサルで超多忙の中、きっちり締め切りを守ってご連絡をくださったことにも、スタッフ一同感激。

そのへんの審査でのエピソードは、また後ほどこのコラムで書きたいと思います。

              




『Terroir』(ラベル:野口 倫)

 ¥5,500(税別 )

 ご購入はこちら▶▶     







 


『9月21日の地上で』(Artist:沼田 愛実)

 ¥12,000 (税別)





          



『Pride』(Artist:溝口 まりあ)

 ¥5,500(税別)









『萌える未来』(Artist:福田 悠野)

 ¥4,000 (税別)









『彩輪』(Artist:ナカ ミツキ)

¥8,500 (税別)








今回、審査はかなり苦労いたしました。

高見沢さんのご指摘にもあるように、ただ、いいと思う作品を選ぶのと、ワインのラベルになるということを考えて選ぶのではわけが違います。保留も入れて8点に絞り、数日かけて決まったのがこの5作品。ワインの個性を意識したラベルとして、色の調整や、トリミングなどを施し、完成いたしました。

いずれも、存在感のある素晴らしいボトルに仕上がったと思います。

また、今回残念ながら採用されなかった作品も、それぞれとても素晴らしいものばかりだったので、できれば別の機会にご紹介したいと思います。

それぞれの作品とワインの詳しい説明は、こちらからご覧いただけます▶▶▶

『PEACE WINE PROJECT 2020』の7銘柄は、2021年の9月20日までの1年間、SAMMARINESEのECサイト、「SHOP SAMMARINESE」で販売されます。

また、『PEACE WINE PROJECT 2020』は、このワインをソーシャル・プロダクトとして成長させると共に、利益の一部が次世代につながる活動の支援となることを考えています。

その理念により、『PEACE WINE』の売上の一部を、『一般財団法人PEACE DAY『一般社団法人国連平和の鐘を守る会』および、ワインのラベルを作成した若きアーティスト達にチャリティいたします。



★SAMMARINESEのワインのご購入はこちらから▶▶▶




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